自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

いつもお立ち寄りいただき有難うございます。


今回は、NHKeテレ・将棋フォーカスでサバンナ・高橋茂雄（アマ３級）さんのために斎藤明日斗五段が用意された「次の一手」をご案内します。


ご覧になった方も多いと思いますが、見逃された方のために改めて取り上げさせていただきます。



【次の一手】斎藤明日斗五段作



下記で山口恵梨子女流二段により解説があります。





＜斎藤明日斗五段～略歴＞
名　　前　斎藤　明日斗（さいとう　あすと）
生年月日　1998年7月17日（23歳）
プロ入り年月日 2017年10月1日（19歳）
出身地 神奈川県川崎市
所属 日本将棋連盟（関東）
師匠 宮田利男
竜王戦　６組
順位戦　Ｃ級２組





　　　　



＜山口恵梨子女流二段による解説＞
盤上で先手玉は「詰めろ」の状態で、☖８九竜の一手詰め。

なので、先手は後手玉を詰ます必要があり、詰まさないと負けてしまいます。


正解は、☗３一角になります。
以下、☖同金☗同竜☖同玉☗３二金で詰み。

※番組では３択になっていましたが省略しました。






いかがでしたでしょうか。
よかったら、お気軽にご感想をお寄せいただけたら嬉しく思います(｡･ω･｡)ﾉ♡

終盤はスピードが大切と言われますが、一手勝ちを目指して頑張りましょう。


このような実戦向きの【次の一手】は興味深く、勉強になりますね。





有難うございました。

お立ち寄りいただき有難うございます。



【将棋フォーカス】は、新年度を迎え新MCにサバンナ・高橋茂雄さんが登場！

相棒は将棋普及に情熱を傾ける山口恵梨子女流二段。“将棋愛”あふれる二人の丁々発止のトークで番組は進みます！

①将棋界のあらゆる話題を紹介する「今日の特集」
②高橋さんが多様なアングルで将棋を楽しみつくす「NO 将棋 ＮＯ ＬＩＦＥ」
③棋力アップのための「将棋講座」（三枚堂達也七段）
が番組の三本柱。

「今日の特集」では、将棋界の旬な話題や人物はもちろん、将棋界のあれこれを取り上げ、
「指す将」も「観る将」、みんなが知りたい様々な将棋の話題を紹介して行く予定。


また、下記で山口恵梨子チャンネルをご案内しています。



初回（４月３日）では、【王手将棋】が紹介され、山口女流二段と高橋さんの対局がありました。

私は王手将棋は初めてですが、先に王手をかけたほうが勝ちと言うゲームだそうです。


初期の駒配置から、先手が初手☗７六歩と角道を開け（左図）、仮に後手が☖３四歩と指すと、☗３三角成で王手がかかり、三手で勝負あった。


☗３三角成が《決め手》になりますね。
これを防ぐ手段は？
正解は末尾で。










高橋さんは、新春将棋バトルの記事でも自分の棋力を６級と自己申告されていましたが、本日の山口女流二段との指導対局で、３級と認定され昇級されました。

凄い！！

おめでとうございます

チーム別対局では控え目でしたが、これくらいの棋力はあるのでしょうね。


これからが楽しみです。




【山口恵梨子チャンネル】



※「王手将棋の正解」王手を防ぐ手立ては☖３四歩に替えて、王手をかけさせない☖４二銀（４二飛、又は４二金）が考えられます。


これからも引き続き将棋フォーカスを応援して行きたいと思っています(^^♪

今月２０日をもって、将棋フォーカス
・mcお三方が卒業し、新たに４月３日（日）１０時からサバンナ高橋茂雄さん、女流二段・山口恵梨子さんを司会に新たな形で再開されます。



新メンバー


高橋さんは「新春将棋バトル～バラエティ五番勝負」と題して、１月テレで放映されました。



＜その時の途中図＞
☖７１玉（☖９２玉とさしていたら延命できていたかも・・・）




新春指し初めゲームではチーム戦で同じチームの読み違いで勝負は負けましたが、力量は本人は６級と棋力を申告されていましたが、それ以上ではないかなと感じました。
楽しみです(^^♪(^^)/。


将棋好きなお笑い芸人高橋茂雄さん、女流棋士に山口女流二段がどんな番組構成で盛り上げてくれるのか興味深く今からから楽しみにしています(*^^)v





コロナ感染予防で将棋イベントが自粛さfれる中で、将棋親善大使・アマ初段伊藤かりんさんが参加してくださいました。


また、伊藤かりん初段とお会い出来たら嬉しく思います。

お立ち寄りいただき有難うございます。


今回は向井葉月さんアマ４級が１級を目指して６枚落ちでの対局です。

今回のお相手は何と！木村一基九段です。
私も教えてもらいたい・・・羨ましい限りです。

「６枚落ち」とは、初めての方に説明すると、平手の盤上から上手が飛車、角、桂（２枚）香（２枚）計６枚を外して（落として）の対局になります。

上手：木村一基九段
下手：向井葉月アマ４級


上手から様々な技を仕掛けてきますので、下手が勝ち切るには惑わされないで如何に正確に対応することが重要になります。



その１：餌に食いつかない。

上手が８四歩と「どおぞ、角でお取りください。」と歩を突きだしましたが（左図）、これには上手の策略があります。


当コンテンツ記事「６枚落ち～東大将棋」でもご案内していますが、これを食ったら上手の術中にハマります。








「只ほど高いものはない。」



これには、葉月さんは９八飛と９筋に飛車を転回し、その後、
上手陣に飛車を成り込むことができました。



そして終盤直前、
葉月さんが木村九段の３八とに同金と応じて、
「あれ？葉月さんは詰みの手に気づいていないのか！？」と一瞬驚きましたが、次の手番で４四馬と正解を見出して見事に木村玉を詰ますことができました。
（３四竜でも詰み。）









木村九段の評価
葉月さん３級認定。
上手からのいろいろな仕掛けに一手、一手丁寧に受けていました。



葉月さん昇級おめでとう！！

お立ち寄りいただき有難うございます。


ＮＨＫeテレ・将棋フォーカスで司会を務める向井葉月さんは１級を目指し勉強中です。

今回は前任者・伊藤かりんさんをお迎えしての楽しみな対局をご案内します。

手合い：上手の飛車落ち
上手：伊藤かりんさん（アマ初段）
下手：向井葉月さん（同４級）
持ち時間：２０分

前回記事からの続きになります。

結果を先に記述すると残念ながら、先輩に惜敗しました。
立会人・都成竜馬七段も「葉月さんが勝てるチャンスはあった。」と評価。

都成七段はかりんさんを見つめて何思う・・・？




でも、良い指し回しもあって、飛車が上手陣へ成り込んだ局面（左図）では「下手の勝利は近いだろう。」と私は楽しみに見ていました。












先輩・かりんさんと良い将棋を指しましたね。
大きな収穫ではないかな。良い勉強をされたのではないでしょうか。


葉月さん、これを糧に次に生かせるよう頑張ってくださいね。

応援してますよ～(｡･ω･｡)ﾉ♡

お立ち寄りいただき有難うございます。


将棋フォーカスで司会を務める乃木坂・４６向井葉月さんはアマ１級を目指して勉強中です。

都成竜馬七段からの詰将棋に、正解を即答して都成七段もにこやかな表情でした。


【３手詰】都成竜馬七段作
持ち駒：なし。



当ブログにお越しくださる方は正解を記述するまでもないかなと思いましたが、初めてお越しになる方もいらっしゃるので、丁寧に次で正解を記述します。




【正解】
☗３二香成
☖同銀
☗２二金（左図）
まで３手詰め。


初手がポイントになるでしょう。
初手☗３一香成と取りたくなる銀を取らない手が好手で、詰みにつながります。





仮に、銀を取る☗３一香成は☖同玉で☗３二銀と打っても☖４二玉とスルリとかわされてしまい、つかまりません。


この３手詰のレベルはどのくらいでしょうね。
４級の葉月さんが１級を目指しているので２～４級レベルでしょうか？



葉月さんも楽しみながら、一歩一歩着実に階段を上がってほしいですね。

葉月さん、応援していますよ～。

お立ち寄りいただき有難うございます。


【葉月勉強中！～かりんに挑戦】が放映されましたね。

今月２３日（日）、NHKeテレ「将棋フォーカス」で司会を務めながらアマ一級を目指している４級・葉月さんと司会でも乃木坂４６でも先輩にあたる
振り飛車党の先輩・伊藤かりん・将棋親善大使（アマ初段）との対局が実現しました。

お姉さんお二人の対局を待ち望んでいた方は将棋ファン、かりんファンならずとも楽しみにしていた企画ではないでしょうか(｡･ω･｡)ﾉ♡

今回は２週に分けて放映されるそうです。


ご覧になった方も多くいらっしゃるでしょうが、とても興味深く拝見しましたので、私の独自目線で気になった局面を下記で取り挙げてみたいと思います。


手合い：アマ初段・伊藤かりんさんの飛車落ち。
持ち時間：２０分。切れたら３０秒（チェスクロック使用）。

（飛車落ちはかりんさんは初段、葉月さんは４級なので４級差になり妥当でしょう。）

※私的には葉月さんにとって駒落ちは初めて（たぶん？）でないかなと思うので、やりにくいかなと言う感じがしました（まして、お相手はかりんお姉さんだからね( *´艸｀)）。


“私が気になった局面”
☖７一銀まで。（左図）

かりんさんの☖７一銀の受けがうまいですね。流石に初段の棋力です。
あなたなら、下手「次の一手」はどんな手が浮かびますか？
ちなみに、葉月さんは☗８三歩打ちでした。









この局面図から数手進んだところで、都成竜馬七段から「タイム」がかかり、この先は次回へ続くことになりました。






私は、この局面なら葉月さんの☗８三歩打ちは手厚い手で悪くはないと思っていますが、少し物足りないかなという気がしています。


次回、都成七段がお二人にどういう評価をされるか楽しみです(^^♪

「新春将棋バトル～バラエティ五番勝負」と題して、昨日NHKeテレで放映されました。
久しぶりに伊藤かりん将棋大使にも会えて私は楽しませていただきました。





コロナ感染予防で将棋イベントが自粛さfれる中で、将棋親善大使・アマ初段伊藤かりんさんが参加してくださいました。
また、漫才コンビの「サバンナさん」お二人も出演されました。
高橋茂雄さんは６級程度、八木真澄さんは級位不明と自己申告していました。





葉月さんチームとかりんさんチームに分かれて、次のとおりメンバーが決められバトルが始まりました。

＜葉月さんチーム＞
　高見泰地七段
　サバンナ・八木真澄
　向井葉月アマ４級
　山崎隆之八段

＜かりんチーム＞
　中村太地七段
　サバンナ・高橋茂雄アマ６級
　伊藤かりんアマ初段（将棋親善大使）
　都成竜馬七段

　　　　
　
結果は次の通り

区分	バトル将棋名	対局者名	対局者名	勝利チーㇺ
第１局	一手４秒将棋	高見七段	中村七段	葉月さんチーム
第２局	山くずし	八木さん	高橋さん	かりんさんチーム
第３局	変則ペア将棋	八木さん	高橋さん	かりんさんチーム
第４局	はさみ将棋	かりんさん	葉月さん	葉月さんチーム
祭５局	脳内１０秒将棋（めくら将棋	山﨑八段	都成七段	かりんさんチーム

２勝２敗で迎えた５局目、意外な展開で決着しました。
それは、山崎八段の反則によるものでした。
あえて、めくら将棋と呼びますが、盤上の駒を見ていないめくら将棋では、２歩や筋違いに駒を指すことは仕方ない部分があるでしょう。


持ち駒には何があるか、歩の数（もちろん、相手の持ち駒の歩の数も）を含めて記憶していないとチョンボも生まれることもあります。

両先生お疲れさまでした。

都成先生は、対局後額に汗をかいておられて、緊迫感を感じられる熱戦を楽しむことができました。


では、ここで変則ペア将棋の一局面をご案内します。
先手矢倉囲いに、後手は美濃囲いのしっかりした対戦でした。
次の局面ですが、ご覧のように先手が後手玉に☗７四桂打ちと王手をかけたところです。
将棋テキストに載る代表的な「美濃囲い崩し」局面です。



後手（この時は八木さんの手番）が☖７一玉と逃げたので、一瞬戸惑い？（そのように私に見えた。）間があったが、先手番・かりんさんはトドメの☗８二角打ちで勝負がつきました。

後手玉が☖９二玉と逃げたら、まだ生き延びる余地はあったんでしょうが・・・。


漫才界には将棋の愛好者が多いと聞きます。これからも楽しみにしています(^^♪




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