自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

お立ち寄りいただき有難うございます。



今回は、前回ご案内した、コンテンツ・駒落ち編で【２枚落ち～東大将棋（上級）】の棋譜の一部を修正したので改めてのご案内です。

＜お断り＞
※内容は変わっていませんが、末尾に掲載していた棋譜を動画再生でご覧いただけるようになりましたので修正しました。
加えて、＜感想＞部分の「８８手目５三馬」の局面図を追加しました。


手合い：２枚落ち
上手：東大将棋（上級）
下手：３手の読み
持ち時間：NHK杯将棋トーナメントルール。
戦型：中飛車

動画再生サイトに何故かエラー表示が生じ、作動しないので下記で【棋譜】を掲載していますのでご了解ください。



４４手目４八銀引く
下手は金のほうが使いやすいとみて、金と銀を入れ替える構想で、一旦銀を引くことにしました。













４８手目５六歩。
私の狙いは、この歩を突くうえで銀より金のほうが駒の特性が活きるという判断でした。













５５手目６三金。
上手の金が引きました。上手も守り駒の加勢を図るつもりでしょうか。
当然ながら、有難く一歩をいただきながら金を６五へ進め、上手６四歩打ちには７四金と金交換に強く出ます。
金交換になれば、手得で歩が進んで角道も通ってきますから面白くなりそうです。










９６手目８二銀
上手玉の詰みが見えてきました。















＜感想＞
*88手目▲５三馬以下、どうしようもありませんでした。
















参考：８６手目６四馬
上手の見立てとは若干違いますが、私的には次の局面で勝ちを意識するようになりました。
上手は竜取りに当てた５三金ですが、６四馬が好手でしょう。





次に本譜を再生動画で初手から終局までごゆっくりどおぞ。



【棋譜並べ】




最後までお読みいただき有難うございました。