ひねり飛車~三浦弘行九段対斎藤慎太郎八段

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お立ち寄りいただき有難うございます。


今回は、新たにコンテンツのグループに【私の好きな戦型】を追加し、初回「ひねり飛車」を次の通りご案内したいと思います。

最近はあまり対局では見かけることが少なくなっている「ひねり飛車」ですが、「ツノ銀中飛車」と同様に私は好きな戦型です。

開始日時 2020-04-10 10:00:00
棋    戦 第33期竜王戦1組出場者決定戦
先   手 三浦弘行 九段
後   手 斎藤慎太郎 八段
手合割 平手
場  所   東京・将棋会館
持ち時間 5時間
消費時間 117▲291△2971
戦    型 ひねり飛車


先ずは、ひねり飛車から「縦歩取り」です。
18手目☖7四飛
☖8四飛から☖7四飛として☗七六歩をかすめ取ろうというのが後手の狙いですね。
18手目74飛


19手目☗7七金
☗7六歩を守る☗7七金の形は美形と言い難いですよねぇ(*_*;

後手は一時的であってもこの形を要求しているんですねぇ。
先手の角のラインが止まりますから、後手としては☖3四歩と突けば角道が通り後手の主張が通ることになりますよね。
19手目77金


63手目☗2二歩打ち
☗22歩の狙いは、捨て駒の歩ですがみなさんご承知の通り「壁金」と呼ばれる玉方の逃げ場所を狭める意味があって玉方は窮屈なことになりますね。
63手目22歩打ち

93手目☗5四金
攻めを局化するための「金」の活用でしょう。
93手目54金


【棋譜並べ】

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