横歩取り~藤井聡太竜王対船江恒平六段

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お立ち寄りいただき有難うございます。

【私の好きな戦型】に、ご興味を持っていただき嬉しく思っています(*^^*)


今回は、「横歩取り」です。

では、早速、下記【棋譜並べ】を通して順次局面をご案内してまいります。


開始日時 2022-01-16 10:00:00
棋  戦 第15回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント
先  手 藤井聡太竜王
後  手 船江恒平六段
手合割  平手
場  所 愛知県名古屋市「名古屋国際会議場」
持ち時間 40分
消費時間 95▲40△40
戦  型 横歩取り



15手目3四飛
【横歩取り】です。
15手目34飛

19手目3六飛
☗2六飛に戻すための必要な手順です。
19手目36飛

21手目2六飛
ご覧のように「横歩取り」は一歩得はしますが、ご承知の通り、二筋へ飛車を戻すには格言・名言で「横歩取り三年の煩い」と言われるくらいですが、プロ棋士の間でも長年採用されてきた戦型です。
21手目26飛

42手目8五飛
後手は飛車交換に打って出ました。
双方、低い玉の囲いで飛車交換はお互い「良し」と見ているのではないでしょうか。
42手目85飛

64手目2二玉
次の先手番の一手が私にはどこから手をつけるべきか迷います。
なので、AIにより解析してもらいます。
64手目22玉

AIによる解析
最善手:65手目☗7五竜

よかったら、お気軽にご感想を絵文字お寄せください。
65手目最善手75竜


96手目後手投了
1回戦(本対局)を船江六段戦に勝利した藤井竜王は、次の2回戦・永瀬王座との対局へ進みます。

今月10日、王将戦7番勝負第1局で渡辺王将と対戦して以来、中2日で「順位戦B級1組11回戦」
さらに、中2日でこの「朝日杯オープン」と対局スケジュールが詰まってる中で東へ西へと駆け回り、若いとは言えお疲れはないのでしょうか。

プロ棋士は頭脳のほかにも体力も必要です。

96手目後手投了





【棋譜並べ】
初手から再生してごゆっくりして行ってください。

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