三間飛車~渡辺明名人対菅井竜也八段

  1. HOME >
  2. 私の好きな戦型 >
  3. 三間飛車~渡辺明名人対菅井竜也八段
お立ち寄りいただき有難うございます。


今回は、渡辺名人は皆さんご存じの通り居飛車党実力者で、対する菅井八段は振り飛車党ですから、当然のように対抗となりますが、今回は特に190手を超す長手数になりましたが、それは序盤の「駆け引き」と言うか、「探り合い」も一因ではないかなと思える大熱戦になりました。

順次、局面を挙げて行きますが、下記【棋譜並べ】で初手からお楽しみいただければと思います。


開始日時 2022-01-15 10:00:00
棋    戦 第15回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント
先    手 渡辺 明 名人
後    手 菅井竜也 八段
手合割 平手
場    所 愛知県名古屋市「名古屋国際会議場」
持ち時間 40分
消費時間 192▲40△40
戦    型 三間飛車


4手目3二飛
ここまでの方針(三間飛車)は決まっていたように感じます。
4手目32飛

14手目3三角
両者の角が向き合ったままで、後手は一手を費やし、二筋の突き歩に事前に角が上がり守りました。
次に、先手からの角交換には後手は☖33銀と受けるのでしょう。
14手目33角

15手目7七角
ここでも先手は☗7七

20手目2二飛
ここまで、探り合いのような手が続きましたが、ここで後手は「向かい飛車」へ。
20手目22飛

58手目7二銀
この辺りで、後手は8三銀、7二銀と銀が出たり、引いたりの繰り返しをしています。
これも「腹の探り合い」でしょうか。
58手目72銀

80手目5五歩
いよいよ、戦闘開始で【仕掛けは歩の突き捨てから】

80手目55歩

104手目6九飛打ち
この手のほかに手はあるのか?AIに聞いてみました。次でどおぞ。
104手目69飛打ち


AIによる解析
104手目最善手☖69飛打ち。

よかったら、お気軽にご感想を絵文字お寄せいただけたら嬉しいです(*^^*)
109手目最善手78飛打ち


193手目先手投了
193手目先手投了



【棋譜並べ】
初手から再生してごゆっくりして行ってください。



最後までお読みいただき有難うございました。

このページはどうでしたか?