自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

こちらでは、【棋譜並べ】と題して、公式戦の対局などから私の独自目線で気になった局面を取り上げてご一緒に考えてみたいという趣旨で設定しました。

なお、末尾では【棋譜並べ】と称し、初手から終局まで棋譜を再生してご覧いただけるように用意していますから、ごゆっくりどうぞ( *´艸｀)


では、今回は新人王戦トーナメント戦から次の対局からご案内したいと思います。
若手の成長著しい斎藤四段と女流棋士・実力派西山白玲・女王の対局をお楽しみください。


開始日時：2021-12-27 10:00:00
棋　　戦：第53期新人王戦トーナメント戦
先　　手：西山朋佳 白玲・女王
後　　手：斎藤明日斗 四段
手合　割：平手
場　　所：東京・将棋会館
持ち時間：３時間
消費時間：127▲167△180
戦　　型：相振り飛車






３手目☗５八飛
先手は「ゴキゲン中飛車」の模様でしょうか。

















３９手目☗９五歩
タイミング的にこの局面で端に手を付けるのがグッドタイミングなんですね。



















５２手目☖５七歩打ち
後々、後手は右の桂跳ねを含みにしているんでしょうか。


















５４手目☖２四角
前述の「桂跳ね」はチョット手数がかかりますよね。
☖２４角が「角」の活用なんですね。

でも、
「一歩」がもったいないような気がします。☖２４角～☖５７歩打ちでも良さそうに思いますけど・・・( *´艸｀)















【棋譜並べ】
初手から終局までごゆっくりお楽しみください。