新人王戦トーナメント戦~加藤桃子清麗対山本博志四段

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ごゆっくりして行ってください。

今回はタイトルの通り、新人王戦から次の加藤桃子清麗と山本四段の対局を振り返りたいと思います。

この対局では、両者「アナグマ囲い」になりました。


開始日時 2022-01-20 10:00:00
棋  戦 第53期新人王戦トーナメント戦
先手 加藤桃子清麗
後手 山本博志四段
手合割 平手
場  所 東京・将棋会館
持ち時間 3時間
消費時間 138▲180△180
戦  型 三間飛車



4手目3二飛
後手は三間飛車で向かい撃つ態勢を採りました。
4手目32飛

60手目2六歩
後手は2筋の歩を伸ばし圧力をかけ、☖2七歩成を狙っています。
60手目26歩

63手目2六銀
先手は☗3五銀☖2五飛☗2六銀と手順良く飛車取りに当てて凌ぎました。
未熟者でわかりませんが、3手前の2六歩の一手はやりたい手には違いないでしょうが、銀を2筋へ回したことで、☗2六歩は十分その役割を果たしていると後手は見ているのでしょうか。
63手目26銀

118手目7七桂打ち
後手は【詰めろ】を掛けました。
アナグマ玉は手がかかると(逃げ場がなく)寄せが早いですね。
118手目77桂打ち


AIによる解析
最善手:119手目7七同金
119手目最善手77同金


139手目先手投了。
後手のアナグマ玉には手がついていなく、先手投了も止むなしと言うところでしょうか。
139手目投了



【棋譜並べ】
初手から再生してごゆっくりお楽しみください。



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