自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

お立ち寄りいただき有難うございます。


今回は若手で活躍が目覚ましい増田康弘六段とベテランー振り飛車党の鈴木大介九段の対局をご案内します。

予想通り、四間飛車と居飛車の対向型に進みました。


開始日時　2022-02-02 10:00:00
棋　　戦　第80期順位戦Ｂ級２組10回戦
先　手　　増田康宏六段
後　手 　鈴木大介 九段
手合割 　平手
場　所 　東京・将棋会館
持ち時間　6時間
消費時間　126▲342△217
戦　　型　四間飛車


４７手目７七銀
先手は金銀４枚のガチガチのアナグマに玉を囲いました。
先手がどのような構想で仕掛けるか楽しみです(^^♪


９４手目３三桂
後手も臨戦態勢は整ってきているのではないでしょうか。

ではこの局面で、先手の【次の一手】は？




AIによる解析
最善手：☗６八角

方向性と言うか、難しい判断です。
本譜は９５手目☗６五歩と仕掛けました。




１１１手目６五桂打ち
先手からの飛・角両取りの桂打ちに後手はどう対応する？
下記【棋譜並べ】からご確認いただきたくお願いします。



１２６手目８五桂打ち。
この後、先手投了。
後手は「と金作り」など的確な指し回しで先手の飛車を封じ込め、圧勝した将棋のように見えます。




【棋譜並べ】
初手から再生してごゆっくりどおぞ(^^♪



B級２組成績Ｂ級２組成績


最後までお読みいただき有難うございました。