自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

いつもお立ち寄りいただき有難うございます。


多くの方にご関心を持っていただき感謝しています。
６月に入り今期順位戦もそろそろ始まる時期ですが、
Ａ級入りした藤井聡太竜王の対局が楽しみにしていますが、まだちょっと早いようです。


と言うことで、今回は、渡辺明棋王への挑戦権を目指しての棋王戦挑戦者決定トーナメントが始まっていますので、標記の通り実力派棋士Ｂ級１組在籍の佐々木勇気七段とＢ級２組在籍松尾歩八段の対局をご案内したいと思います。



開始日時 2022-06-03 10:00:00
棋    戦 第48期棋王戦コナミグループ杯 挑戦者決定トーナメント
先手 佐々木勇気 七段
後手 松尾　歩 八段
手合割 平手
場　　所　東京・将棋会館
持ち時間　４時間
消費時間　129▲238△239
戦　　型　角換わり腰掛け銀



１０手目☖７七角成
後手は角換わりを選択しました。



４３手目☗６七銀
腰掛け銀から銀を引くのが常道のようです。




【次の一手】
７８手目☖７八銀打ち。先手番。

次で、AIにより最善手を示したいと思います。




　　　

【最善手】
☗６八金打ち。
飛車は逃げないのですね。

本譜の通りでした。



【棋譜並べ】
初手から終局までごゆっくりどおぞ(^^♪






１２９手で先手・佐々木七段が松尾八段を下し、勝利しました。
昨季の順位戦は佐々木七段は７連勝と滑り出し好調で始まりましたが、その後５連敗という悔しい思いをされています。今月１６日澤田真吾七段との初戦に弾みをつけられると良いですね。





最後までお読みいただき有難うございました。