自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

お立ち寄りいただき有難うございます。


「３手詰」から「５手詰」そして「７手詰」とお付き合いいただき感謝しています。

「３手詰」から学んできた“３手一組の読み”の重みを手数が長くなっても感じられるのではないでしょうか。


今回の「７手詰」も今までと同様に、そのような局面の流れが伝わるかと思っています。


今回は「７手詰」です。
【詰将棋】でいろんな技を吸収し、腕を磨いてステップアップしてまいりましょう。


【７手詰＃６】
持ち駒：金２。






【正解】
☗１三金
☖同桂
☗１一角成
☖２三玉
☗１二馬（左図）
☖同玉
☗２二金
まで７手詰め。









初手☗１三金の捨て駒で、玉が上部への脱出されるのを押さえていきます。
３手目☗１一角成が好手でしょう。
ここから“３手一組の読み”が始まります。
５手目☗１二馬が「決め手」で、２枚の馬が玉の逃げ場を失くして玉で取ることを強要。
☗２二金までの詰みにつながりました。