自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

お立ち寄りいただき有難うございます。










今回は【３手詰】の続きです。
３手詰は「初手がポイント」と言ってきていますが、本問は特に【初手】に悩まされるかもしれません。

ご一緒に玉を詰ます手順や技を楽しみながら挑戦してまいりましょう(^^♪






【３手詰＃１７】
持ち駒：飛。







【正解】
☗１三飛（左図）
☖同玉
☗２二竜
まで３手詰め。












３手詰は＜初手＞がポイントになることにはガッテンできましたでしょうか( *´艸｀)


攻める側としたら、玉を上部へ逃がさないように☗２二竜という「詰み形」を頭に描いて攻めたいですね。
【３手の読み】を活かして、初手は☗１三飛が好手で２手目☖同玉に３手目☗２二竜で詰み。
単に、初手☗２二竜では☖３四玉で上部へ逃げられてしまいます。

途中、２手目☖同玉に替えて☖３四玉と逃げたらどうしたらいいのか？

それは☗３三飛成で詰むのですが、この手順は☗３三飛成りで入手した歩が残り、駒余りなので☖３４玉とは逃げられず、
この手以外に玉が生き残る手ー本譜☖１三同玉があるのでこれに従うことになります。

この辺りが「詰将棋」で正解を導き出すプロセスで難しくする一つの理由があるかもしれませんね。


よかったら、ご感想などでお聞かせいただけたら嬉しく思います(*^^*)