自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

お立ち寄りいただき有難うございます。










今回は「７手詰」の続きです。

将棋の技や手順を楽しみながらご一緒に挑戦してみたいと思います。





【７手詰＃２８】
持ち駒：飛。






【正解】
☗３四銀
☖３二玉
☗４三銀不成
☖２三玉
☗２二飛（左図）
☖同金
☗３四馬
まで７手詰め。






初手☗３四銀で☖３二玉に３手目☗４三銀不成が洒落ています。
☗４三銀不成とするわけは、
７手目☗３四馬のサポートに必要なんです。
４手目☖２三玉と交わしてから☗２二飛が絶妙な一手でしょう。
見落としそうな一手ではないでしょうか。

この後、☖同金と受けますが、次に馬の出番で☗３四馬の詰み。
馬のラインが一筋まで利いて、きれいに最後を締めました。