自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

お立ち寄りいただき有難うございます。



今回は「５手詰」の続きです。
ご一緒に将棋の技を楽しみながら、腕を磨いてまいりましょう(^_-)-☆


【５手詰＃７１】
持ち駒：なし。






【正解】
☗５二飛成
☖同香
☗４一飛成（左図）
☖同玉
☗３一馬
まで５手詰め。










攻め駒は馬と飛車２枚と強力ですが、駒の配置から玉が４三桂を取りながら上部への脱出は避けたいところです。
初手は桂を守りながら☗５二飛成。
☖同香で６一飛の横利きが通ってきます。

ここで焦って、☗３一飛成とすると、☖４三玉で当初の目論見が「水の泡」と化しますから要注意です。

ここはさらに、４３桂を守りながら玉で取らせる☗４一飛成が「決め手」になり、☖同玉に☗３一馬で詰む。
５二香が邪魔して玉は逃げ場がありません。

これも初手☗５二飛成の効果ですね。