自分が指す一手に、相手がどんな対応をするか?　静かな二人の空間にコミュニケーションが生まれる。

お立ち寄りいただき有難うございます。










今回は「７手詰」の続きです。
ただ、今回は持ち駒が飛車一枚です。初手の王手に知恵を働かせる必要があるかもしれません。

将棋の技を楽しみながらご一緒に挑戦してみたいと思います。





【７手詰＃２６】
持ち駒：飛。






【正解】
☗１三馬
☖同玉
☗１一飛
☖２二玉
☗１二銀成（左図）
☖２三玉
☗１三成銀
まで７手詰め。









初手☗１三馬は気づきにくいかもしれません。
ちなみに、初手☗１二飛は☖２一玉で寄せきれません。

そこで、初手☗１三馬が玉を３筋へ逃がさない工夫の「捨て駒」で「３手の読み」から見えるのは☗１一飛の【一間飛車】が好手でしょう。
ここで、５手目☗１二飛と直接王手をするのは☖２三玉で失敗。

玉方は☖２二玉から３筋方面へ逃れようとしますが、それを許さない飛車の横利きを通す☗１二銀成が「決め手」になり、☗１三成銀での詰みにつながりました。